海を汚したくない

みんなの海は綺麗に

などの話を昔からよく聞きますね。

海を汚さないってどういう事か真剣に考えたことありますか?

もしかしたら、なんとなく「海を綺麗に…」=浜辺のゴミ拾い活動だと思っていませんか?

その活動自体は凄く大事ですが、それは浜辺周辺を綺麗にする活動ですよね。

ただ意識という意味ではその後、大きな結果に繋がる可能性はあると思います。

生活排水が海を汚す

人間の生活排水はやがて海に流れて、生態系に影響を与えます。

中でもタイトルでもある様に洗剤は、海水に流れ込むと海を汚します。

昔から環境に悪いと言われているのが界面活性剤です

そもそも界面活性剤とは本来、合わさらない水と油をくっつけるものです。マヨネーズの様に、その為によく界面活性剤は悪くないと言われている方もいるのですが、それはあくまでも食品添加物の食用乳化剤のことです。

界面活性剤は石鹸、合成洗剤のどちらにも含まれますが、古来から使われてきました。

その当時は天然成分を原料としていた為。環境への影響は少なかったものの、洗浄力が低かったという点で開発が進みます。

人間が分解できない合成界面活性剤

そして洗浄力を求め石油由来などの合成界面活性剤が導入され始めます。

これが世界中の海や川に影響を与え、現在に至ります。

そして人間には合成界面活性剤を分解する機能がありません。こういった生物には分解しにくい物を魚が摂取し、人間にまわってくるなどの可能性は大いにあります。

またこのブログで何度も話に出ている、牡蠣の餌となるプランクトンも界面活性剤により減ってしまします。

こういった自分たちの生活の行く末が自分たちを苦しめることとなっています。

では、洗濯できないじゃないか!

と思われる方もいると思いますが、地球環境に負荷をかけないと考え続ける開発者たちが世の中にはたくさんいます

そういった思いのある商品を応援していけば、自ずと地球環境は良くなります。

開発者の維持

自分たちも牡蠣殻の再利用を考えていく上で、洗浄力などをうまく活用できないかなど考えています。

ですので、逆境を力に変え商品を開発された人を参考にして諦めない様にしていますが。

海洋タンカー事故処理研究から生まれた生分解する洗剤です。

要は水と二酸化炭素に分かれる洗剤があるんです。しかも24時間以内に海に還ります。

凄くないですか?

考えなしに開発・消費し地球環境に負荷をかける社会の中で、こういった開発者が必死に食い止めてる。と考えると自分の生活を見つめ直す必要があるなと思わされます

ガンコ本舗さんの「海へ」というシリーズです。