今回はこちらのブログでも度々伝えさせていただいているSDGsや環境問題についてです。

何故、何度もこちらのブログでお伝えさせているかと言うと、地球環境の悪化に対してビジネスをシフトするにはあまりに時間が短いからです。

気候変動という言葉を耳にするようになりましたが、最近では小泉環境大臣も気候変動という言葉で表現してはいけない「気候危機」と表現しておられました。

地球環境は猛スピードで悪化しており、このままいくと2035年の北極圏の夏場の海氷はなくなるとされております。

あと50年で35億人が住む場所を失い、4℃上がると10億人しか生きられないとされています。

そして現時点で起きている気候変動にもっと目を向けなければいけないのですが、どうしても視野が狭くなり、普通の生活をしていると気がつかないことが多いです。

例えば、年々台風被害に敏感になってきていると思いますが、私たちが気にするのは当然、私たちの国を中心とした天気図しか見ていませんよね。同じ時期に他の地域で何が起こっているかを考える機会はありません。

例えば、2018年9月14日には危険な熱帯低気圧が世界で9個同時に発生致しました。

また山火事もオーストラリア、カリフォルニア、アマゾンなどは耳にする事はありますが、今、シベリアでも森林火災が起きております。

こういった社会の根底を覆すような環境問題が起き始めてしまうと、生活にも影響が出ます。

例えば、水不足になり⇨農作物の高騰などが起こる等、より短なところでの話につながってきますが、そうなった段階ではすでに遅いのです。

世界では13番目となりますが日本も「気候非常事態宣言」を致しました。

全然報道されないからわからない人も多いと思いますが…

これまでの経済優先の社会から、サステナブルな社会に向けて進んで行こうとしていますが、実はそれだけでは不十分なんです。

サステナブルな活動は現状の気候危機を緩やかなものにする為に必要となりますが、それでは完全に止めることができません。

そこで、最近環境関係者の中で言われている考え方が、リジェネレーションです。

簡単にいうと地球環境を「再生」させる活動です。サステナブルで食い止めつつ、地球環境に付加価値をつける活動で再生を図るということですね。

こういった概念を持ちながらビジネスをシフトさせる必要があると思います。

またSDGsなどを考える上でも知っておいてほしい、ウエディングケーキ構造というものがあります。

この辺は私のインスタグラムのスライドでも解説しているので、ご興味があればぜひご覧ください。

https://www.instagram.com/p/CHt6Mt-Lmlk/?igshid=iyw617pako67