ビジネスとウエディングケーキ
ウェディングケーキというのは、あの段々重ねのケーキですね。
「ケーキ入刀」というあれです。
全く関係ないこの繋がりにピンとくる人はほとんどいないと思います。
ピンとくる方がいるとすれば、その方は相当社会問題を勉強されている方だと思います。
ここで言うウェディングケーキというのは構造の問題で、これからのビジネスにおいてどう考えるかという話です。
SDGsの17の目標を見たときに気づく事があるはずです。
それは17の目標を環境、社会、経済の3つに分類できる事です。
それら3つをウェディングケーキのように重ねていく事がこれからのビジネスに必要な考え方とされています。
ウェディングケーキ構造
実際にウェディングケーキ構造はこのようなイメージです。
これまでは経済を最優先してきました。
そういった時代の延長線上に、公平ではない取引が存在し、国家間の搾取に繋がるケースが今も多くあります。
そして、経済を優先しすぎた私たちは、地球に取り返しのつかない負荷をかけてしまいました。
2050年の日本が目指すカーボンニュートラルは既に遅いくらいと言われていますが、これ以上地球環境に負荷をかけないように、ビジネスは必ずシフトしなければいけない流れになります。
コロナ後の社会は落ち込んだ経済を取り戻そうと世界中が必死になる可能性が高いです。ですが長期的に見たとき、絶望的な地球環境にしないために、SDGsの実践や気候変動に対して本気で取り組むにはこういった考えをしっかり持つ事が必要だと思っています。