殻付きの牡蠣を買っても、開け方が…という声を聞きます。
牡蠣の開け方は難しいんでしょうか?
実はきちんと牡蠣を理解していれば難しくないのです。
今回から2回に分けて牡蠣の開け方についてお教えしようと思います。
<牡蠣の方向>
牡蠣には向きがあります。牡蠣を横から見ると
膨らんでいる側と平らな側になっています。
膨らんでいるほうを身殻(みかく)や右殻
平らなほうをふた殻や左殻
と呼び、この二つの殻をつなぐのが貝柱となっています。
牡蠣の生涯でも書きましたが、牡蠣は左殻を下にして固定され、一生動くことはありません。
貝柱を使って左殻と右殻開閉しながら食事をとりつつ、一生を過ごしていくわけです
この貝柱を切ってあげると牡蠣を開くことがでるのですが、では実際には牡蠣を持った時にどこに貝柱がるのでしょうか?
身殻を下にした時の右側、写真の赤丸のあたりにあり、これを断ち切ることによって牡蠣の殻は簡単に開けることができます。
開くと
こんな感じでとれます。
難しいと思うかもしれませんが、やってみると想像以上にあっさりと開いて、拍子抜けしてしまいますよ。
次回は実際に牡蠣を開くコツなどをお教えしようと思います。