今回はちょうど先週まとめた海藻と海草の違いについてもっと情報を付け加えて説明していきます!
まず、海藻と海草の違いについてまとめですね!
前回の記事はこちら
・スーパーなどにあるのは、「海藻」
・海草は人が食べることはほとんどない
・海藻には根・茎・葉の区別が明確にない
・どちらも光合成で成長する
海草について
では、まずは日常的に見かけない海草についてまとめていく。
海草は〇〇〇〇の食用!?
海草は海の妖精ジュゴンの食用として有名です。
海藻だと日本だけでも1500種類以上存在するが、海草は世界でも60種類ほどです。
海にとって海草は必要不可欠!?
海草も海藻同様、海には欠かせない存在。光合成が必須なので、比較的浅瀬に生息する。
水の汚れの原因となる物質を吸収し、水を綺麗にする効果もあるといわれ、
海草が密生している海草藻場は、さまざまな生物の産卵場所として使われています。
現在は埋め立てや水質汚染が原因で、海草藻場は失われつつある。
日本にも海草がみれる地域があり、沖縄県の辺野古にも豊かな海草藻場があるといわれています。
海藻について
海藻は、人が食用にする藻!何が海藻なの?
海草と違って海藻は、人類が食用で好む食べ物ですが、何が海藻に当てはまるのでしょうか?
よくスーパーなどで食べる海藻サラダの具材はもちろんのこと、沖縄料理には欠かせないウミブドウ、めかぶなども海藻に含まれます!
海藻は緑藻・渇藻・紅藻の3つのグループに分類
浅場に生息するものが緑藻類(りょくそうるい)
深い場所に生息するのが紅藻類(こうそうるい)
中間に生息するのが褐藻類(かっそうるい)
我々がよく食べる昆布やワカメは褐藻だ。
味噌汁などに入れるアーサは緑藻。
海苔や海藻サラダに使われる赤色の海藻は紅藻である。
海藻はその数がとても多く、日本だけでも1500種を超える海藻が生息しているといわれている。
海藻は食用にも様々なところに活用されている!?
実は、海藻はそのまま食べられるだけでなく、幅広く活用されている。
例えば、ハムやソーセージに弾力を持たせる効果や、
シャンプーやコンディショナーのテクスチャー作りに使われるカラギーナンは、
紅藻類由来のもの。ほかにも奄美大島の伝統的な織物・大島紬には、
糸にフノリが使われているなど、食用以外にも多彩な活用がなされているのだ。
めかぶなどのヌメヌメは石鹸にも活用が可能なのです!
海藻の栄養&魅力
海藻には水溶性食物繊維が豊富に含まれていて、血糖値の上昇を抑えることから、
糖尿病の予防と改善に期待ができます。
ひじきにはカルシウムが100gあたり1400mgと多く含まれており、骨粗しょう症予防にも効果的です。海藻の代表のワカメには、カリウムが100g中730mgも入ってます。
カリウムは、ナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持しているほか、酸・塩基平衡の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きをしています。
最後に、、、
今回は結構マニアックな内容を作ってみました。
海藻には、ただ食用として好まれるだけでなく、健康や環境にも影響を与える存在であることが
少しでも伝わればと思います。
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