牡蠣に合うビールはギネス!! という記事を以前書きました。
なぜギネスビールが牡蠣に合うのかという理由を、元ビールメーカー勤務、元ビアテイスター、元日本地ビール協会員の私が超絶長い文章で説明しようと思いましたが、残念ながら今回はスタウト系のあのギネスビールではなくて、ギネス世界記録、ギネスブックの話です。
なんだ、ビールと牡蠣をより美味しく楽しめる秘訣じゃないんだ…とお思いでしょうが
実は全く関係ない様に見えてめちゃくちゃ関係ある話なんです。
この記事を読まれた皆様は、牡蠣を食べながらぜひ隣にいる人に語って下さい
そもそもギネスって?
ギネスとはギネスワールドレコーズといって世界一の記録を収集する団体
よく言われるギネスブックとはそれらを集めた年1発刊の世界一を収集する書籍です。
そこには様々な記録が認定されており、世界一高い建造物ドバイのブルジュハリファや
月面を歩いたニールアームストリングなどの偉大な記録から
世界一Tシャツを着た人(227枚)、113センチの世界一長いモヒカン(日本人)などのくだらないけど面白い記録まで記録があります。
ちなみに私も8時間耐久、50メートルリレーに参加いたしました。
どれだけ多くの人でバトンをつなぎ、リレーを実行するか、というチャレンジで見事ギネス達成でした。
そんな楽しいギネス世界記録ですがどこが運営しているのでしょうか?
いつから、どこで運営されているか?
1950年代のアイルランドで生まれました。
とある人物が仲間たちと狩りを行なった際に、世界一早く飛べる鳥の議論になったそうです。
しかし、その場で結論が出ず、白熱した為、こういったものまとめて本にしたら面白いんじゃないか?
そんな気持ちで1955年から書籍「ギネスブックレコーズ」が発刊されました。
「ん?なぜギネスブックという名前なの?」と思われた方
そう、この企画を考えた方こそがアイルランドが世界に誇る「ギネスビール」の当時の代表取締役でした。
遊びの延長線上で生まれたものが、今や60年以上に渡って世界を楽しませる事になるなんて凄いですよね。
ちなみに2000年にギネスビールから独立して、ギネスワールドレコーズになっております。
牡蠣についてのギネス認定をご紹介
・2013年に15年以上生きた牡蠣がデンマークで発見される。サイズは35.6センチ、重さ1.6キロに及ぶ。ちなみにこの牡蠣は30年生きると言われています。どんなサイズになることやら
・8人で120個の牡蠣を30秒で剥くことができたら、ギネス認定です。4年前に日本で開催されたオイスターフェスティバルで日本チームがこの記録に挑戦しましたが、惜しくも記録達成なりませんでした。一人当たり2秒に一個剥かないといけない計算になります。とてもじゃないけどクリアできる気がしませんね。
他にも気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記リンクよりギネスワールドレコーズに登録してどんな挑戦があるか探してみて下さい。