海と日本プロジェクト

概要

長崎県の川に敷き詰められた牡蠣の殻
牡蠣の殻が、実は海をきれいにするために一役買っているのです。
こちらのTVで紹介されたのは、長崎県の大村湾。
元々は、牡蠣や真珠が取れる海として有名でしたが、ニュースが紹介された2年前の海は、
魚が住みにくい状態になっていました。
実際に、大村湾の2015年の漁獲量はピーク時からおおよそ2000トンも減少し、1408トンの漁獲量になっていた。

この原因について、現地の方は、「陸での人間の生活排水などが水の汚染の問題」,「陸から土砂が流れ込みヘドロ化すること」や「海底の底質・水質が悪くなる」といった部分が大きな影響になっていると話しました。

水質悪化の要因の一つとされるのが、大村湾へ流れ込む川の汚れです。
そこで海をきれいにするために使ったのが、牡蠣の殻です。
牡蠣の殻の表面には、微生物が住み着き、その微生物が川の汚れを食べてくれるという仕組みです。
そのため、大村湾へと流れる中里川へ網に詰めた牡蠣の殻を敷き詰めたのです。
この活動は環境活動として地元の子どもと協力をしています。

データとしては、牡蠣で塞き止めていない上流と、牡蠣の殻を流れた水を測れる下流を
比較すると、アンモニア系やチッソ系などの有害物質が標準以下になるなどしっかりと浄化されていました。

実現したい社会※ホタル再生プロジェクト協力者募集

実は、ONOKURUで前々からやりたいことがありました。
それが、タイトルにも書いていますが、ホタルを復活させたいということです!

神奈川県でも、10年前はよく地元の池に行ってはホタルをみた記憶があります。
だが、今ではホタルを見ることがなくなりました。

そもそも都内でホタルがいる場所が減ったようにも感じております。
今回紹介したように、池・川などで、牡蠣の殻を活用してホタル再生の活動をしたいと思っております。