牡蠣の美味しい季節が近づいて来ました。

冬場の牡蠣は生牡蠣に適していると言われていますが、水温が高くなると海水の微生物の量が変わるため、生牡蠣の出荷をしなくなります。このあたりについては以前の記事でも書いておりますので、リンクを貼っておきます。興味のある方はご覧ください。「Rのつかない月の牡蠣は食べるなって本当?」

生牡蠣はやはり冬場が安心ですね。そんな生牡蠣界隈に近年ある変化が起きて来ました。

 

Virgin Oyster(バージンオイスター)

 

牡蠣好きの方はご存知の方も多いと思いますが、このところ「Virgin Oyster(バージンオイスター)」という名前を耳にする機会が増えて来ました。特にオイスターバーを中心に流行っているようですね。

 

そもそもVirgin Oyster(バージンオイスター)って何?

簡単にいうとVirgin Oyster(バージンオイスター)とは一度も産卵をしたことがない牡蠣です。ほとんどの牡蠣は夏場に産卵を迎えるのですが、海中で育成を始めてから10ヶ月くらいまでの牡蠣をVirgin Oyster(バージンオイスター)と呼びます。

味はエグ味、苦味、渋みなどが通常の下記に比べて少なく、甘さを感じさせるのが特徴です。

また育成期間が短いため、牡蠣のサイズは小さく、小振ではありますが、その小ささが食べやすさの理由で特に女性のお客様から好評です。

下処理に関しても、他の育成牡蠣に比べると殻が柔らかく、剥きやすいのも好まれています。

 

色々な食べ方を試すならオススメの牡蠣

Virgin Oyster(バージンオイスター)は色々な食べ方が楽しめるということも魅力の一つです。

生牡蠣を食べる際に組み合わせを楽しむというのも、牡蠣ファンならではです。

 

オススメなのが「生牡蠣+タバスコ」

 

 

写真の左側がタバスコです

タバスコの辛味と酸味が牡蠣独特の苦味、エグ味を帳消しにします!これはONOKURU内でも好んで食べられています。当然レモンを絞るとさらに深みが出て美味しいですよ。

生牡蠣デビューしてみたい方も癖の少ないVirgin Oyster(バージンオイスター)にタバスコの組み合わせはさらにエグ味も消えて食べやすくなると思います。

ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

 

生牡蠣の調味料、薬味の組み合わせレシピ動画はこちらから

 

生牡蠣を楽しむために気をつける事

生牡蠣を美味しい食べ方で色々試したい。

しかしやはり怖いですね

”当たるのではないか”という不安と常に隣り合わせ。

これは生牡蠣を食べるに当たっての永遠のテーマのようにも感じます。

 

リスクを減らす努力としてオススメするのが

”殻に口をつけて食べない”

どうしても豪快に殻を口につけて一気に食べるというのが、生牡蠣の粋な食べ方に感じてしまいますが、殻に着いた菌からお腹を壊すことがあるそうです。

当然お店も殻の掃除はしているのですが、ご自宅で食べるときなどに特に気をつけてください。

安全、安心に美味しく食べてこその牡蠣!

殻もしっかり洗って、その上でいただきましょう!

 

 

私たちの取り扱う生牡蠣もVirgin Oyster(バージンオイスター)です。