牡蠣って美味しいんですが、意外に何をすると当たりやすい、何を気をつければいいのかわからない!って人多いんですよね。これを読んでくれてるあなたも知らないことがあるかもしれないですよ!

1 安全に食べるために確認すべきこと
2 この食べ方はみんなやりがちだけどダメ
3 筆者が気をつけている3か条

安全に食べるために確認すべきこと

まずは加熱用か生食用かのチェックが必須

スーパーに並んだ牡蠣を見ると、「生食用」と「加熱用」の2種類がありますよね。両者は、育った環境によっても変わってきます。そして一番大事なのは、生食用で食べられるように消毒がされているかどうかです。

よく勘違いをしている人が、「生食用は鮮度が加熱用よりいい!」と言いますが、これは大きな間違いです!

牡蠣は、そもそも海水のプランクトンなどを吸収して成長しています。加熱用は生食用に比べて、栄養を多く含んでいます!一方で有害なものも一定以上吸収してしまっている可能性がありますので、検査で生食用が出荷できるかが決まります。

つまり、加熱用の牡蠣はエサに恵まれているため旨みたっぷりでおいしいが、加熱調理が必須。生食用の牡蠣は加熱せずに食べられる安全性を持っているが、すこし風味が劣るということですね。

この食べ方はみんなやりがちだけど,,,ダメだよ

月舟さんによる写真ACからの写真

豪快な食べ方は意外にキケン??

よくお店にて殻付きで出てきたら殻を手で持ってツルっと豪快に食べるのが好きなんてことないですか?
「生ガキを」を食べる時にレモンを絞って汁も一緒に飲もうと殻に口をつけるのなんて意外に多いのでは、、、

実はこれが一番危険です!

貝の先端ではなく付け根に口をつけることが多いと思いますが、この付け根(貝殻の幅が狭い方)部分が一番ノロウィルスが潜伏している可能性が高いんです!

調理する際しっかりと洗浄していれば洗い落とせるのですが、洗浄が不十分だった場合体内にノロウィルスが侵入してしまう危険性が大変高くなります!

筆者が気をつけている3か条

生牡蠣は1回に食べる量は多くて5個

ちなみに5個だったらいいというデータはないですよ。ただ、生は加熱に比べて危険があることは間違いありません。ですので自分で生は何個まで食べるか決めてあとは加熱用で蒸し牡蠣や焼き牡蠣にするのがオススメですよ!

牡蠣料理を作るときはどれも一度火を通す

個人的に「牡蠣のなめろう」「オリーブオイル漬け」が好きなのですが、料理をするときは全て火を一度通しています。基本的には蒸してから冷やして料理に使っています。

殻処理をしたらまずは石鹸で手洗い

前回も紹介しましたが、ノロウイルスは、一定の温度で火を通さない限り死滅しません。そのため、蒸す前の殻を触ったあとは、必ず石鹸での手洗いが必要です。

安全重視にする場合は、蒸しで沸騰してから3~5分は余熱で蒸す!

我々もイベントの時には店舗を構えることがあるのですが、その時は沸騰してから5分蒸しています。理由は、中心部が85~90℃で少なくとも90秒間の加熱だからです!

牡蠣には若干ですが、リスクはつきものです。
ただ、見て見ぬ振りをするのではなく、対策をしっかり理解して実践していってほしいです!

私も知り合いの漁師さんのところでは、30個ほどたいらげますが、当たったことがなく美味しく牡蠣が食べられています!