とある飲み会にて、「めかぶが好き」と話したところめかぶとの違いが誰もわからないことが発覚しました。たしかにスーパーなどを立ち寄ると一緒に並んでいることもあり何が違うのかよくわからないですね。

1 めかぶってなに?
2 もずくってなに?
3 食べた時の違いは?

めかぶってなに?

めかぶとはわかめ収穫時にとれます。わかめには根元という考え方はありませんが、根元部分にめかぶができています。

日本での生産地は北海道西部から九州までと幅広く、特に潮の流れが激しい鳴門海峡や三陸外海の南部のものが有名です。

詳しくはこちらにめかぶの記事を記載しています。
※めかぶって何?

もずくってなに?

もずくは枝分かれのある糸状藻類である。

また、もずくはもずく科やナガマツモ科に属する海藻の総称とも使われており、多くの種の和名に「もずく」と付いている。

おもに熱帯から温帯の浅い海に分布する。日本沿岸では冬から春にかけて、光が届く潮下帯の岩礁に生えるが、夏には他の海藻類と同様に枯れてしまう。ホンダワラなど他の褐藻類に付着することから「藻付く」という名がついたといわれる。

食物繊維が豊富なもずくは、食べすぎると消化不良を引き起こし、便秘や下痢の原因になることがあります。 またほかの海藻より少ないですがヨウ素が含まれるため、取りすぎると甲状腺の障害を引き起こすことがあります。 そのため1日に100g程度、市販のもずく酢なら1日1パックを目安にするといいでしょう。

食べた時の違いは?

比較するとめかぶの方が太くて歯ごたえがあります。
どちらにもあるぬめりのある海藻ですが、めかぶの方がより粘り気があります。こちらは食べて試していただきたいですね。
一方もずくの方がプチプチとした食感があります。

栄養素の面ではどうでしょうか?めかぶにももずくにも海藻ならではの栄養素である、フコイダンが含まれています。フコイダンはぬめりっ気の元になっているのです。このフコイダンは優良な食物繊維であり、お通じをよくするとも言われています。

また、血液をサラサラにして血中コレステロールを下げてくれます。
なので、高血圧の人にもおすすめな成分となります。

また、どちらも海藻なので海の栄養分であるミネラルやカルシウムも豊富。比べてみると少しめかぶの方が栄養素が高い感じではありますが、特筆するほどの差はなさそうです。