実はアメリカと牡蠣の歴史は切っても切れないものがあります。実はとか言っても誰も知らないんですけどね。onokuruのブログでもすでに牡蠣の歴史(アメリカ編)として触れています。ぜひご一読ください。

さて今回はどんなことに触れるかというと、不思議な「牡蠣のカクテル」にスポットを当てたいと思います。

プレリーオイスター
プレリーオイスターというカクテルをご存知でしょうか?
昔からアメリカにある二日酔いに効くといわれているカクテルなのでご存知の方もいるかもしれません。

こんな話があります。

開拓時代にアメリカテキサス州の内陸部で瀕死の男がいました。
男の仲間たちは彼を囲んで聞きます。
「おい・・・最後に食べたいものはないか?」
すると男はこう答えました
「生牡蠣が・・・最後に生牡蠣が食べたい」
仲間たちは困りました。ここはテキサス州の内陸部。海から離れており、生牡蠣などありません。
そこで彼らは考えに考えて、卵黄を使って牡蠣に似せた料理(カクテル)を考えて男に飲ませました。
彼はまんぞくしながら息を引き取りました。
※出典:The flowing bowlより

こうして生まれたのが大草原の牡蠣といわれるプレリーオイスターというカクテルだといわれています。

基本レシピは
卵黄にケチャップ・ソース・ワインビネガー・胡椒をいれる。
というものなのですが、そこにウィスキーやウォッカなどを入れるスタイルもあるようです。

味は・・・
というよりのど越しが生ガキに似ているという方が正解なのかもしれませんね。

年齢がわかってしまいそうですが、カウボーイビバップの中で主人公が飲んでいたというのをおもいだします。