今回は、ONOKURUのブログで初めに書いた「Rのつかない月の牡蠣は食べるな」って本当?のリメイク記事です。

そもそもみなさん「Rのつかない月の牡蠣は食べるな」って聞いたことありますか?
意外に聞いたことない人多いかと思います。
それでも、牡蠣の旬は冬ってイメージは皆さん持ってるのではないでしょうか?

「Rのつかない月の牡蠣は食べるな」のはじまり

そもそも「Rのつかない月の牡蠣は食べるな」ってどこで言われ始めた言葉なのでしょうか?
言葉の初めは、200年以上前にフランスで語られるようになったフランスの諺です。
1月から12月までの英語のスペルを書いてみるとわかりやすいですよね!
4月から8月まではRが一つもないんですよね!

1月JanuaryJan.
2月FebruaryFeb.
3月MarchMar.
4月AprilApr.
5月MayMay
6月JuneJun.
7月JulyJul.
8月AugustAug.
9月SeptemberSep.
10月OctoberOct.
11月NovemberNov.
12月DecemberDec.

そして、このような諺は日本にも別の形で存在しています。
日本には「花見過ぎたら牡蠣食うな」という言葉があります。
なんと本でも紹介されているほどなのです。

しかし、あくまで理解していただきたいのは、この言葉が誕生したのは、200年以上前ということです。
200年以上前は、冷蔵庫もなければ、手軽に使える輸送手段すら無かった時代です。
そんな時代に生き抜く術として語り継がれてきた諺なのです。

何よりの証拠として、私たちONOKURUが扱っている牡蠣こそ、「Rのつかない月」が旬の牡蠣なのです!

牡蠣が食べられない時期ってあるの?

では、牡蠣には、食べられない時期ってあるのかについてまとめていきます。
まず、牡蠣はどの時期でも基本食べれます。
強いていうなら、食べられない時期は産卵期の1ヶ月ほどでしょうか。

しかし、産卵期を過ぎたすぐの牡蠣は、身がやせほせており、食べた満足度は相当低いです。
だからこそどこの産地の牡蠣も出荷の時期を設けているのです。
これは産地や品種や気候条件によっても変化し、むしろ加熱食として食べる場合には産卵前の牡蠣を好んでご注文される方もいらっしゃいます。

どう違うかというと、産地により少しずず海水温が違う為、当然水揚げ時期、産卵時期にも違いが出ます。

夏が旬の牡蠣もある!

また日本には岩牡蠣という種類があり、岩牡蠣に至っては旬が夏場になります。
主に石川県など、日本海の海で採れる種類の牡蠣です!

このように5月から8月までの間全ての牡蠣を食べない方が良いというわけではなく、産地による産卵時期の違い、種類の違いによって、全く当てはまらないものも多くあります。

豆知識!!

唯一食べるのをお勧めしない産卵の時期という話をしましたが、海水温が上がらなければ産卵しないので、海水温が低い地域、日本だと北海道あたりの牡蠣は通年出荷されてたりもしているのです。